現在の閲覧者数:
カンブリア宮殿 ブログトップ

カンブリア宮殿【職人技に熱狂的ファン!国産にこだわる下町カバンメーカー】 [カンブリア宮殿]

丈夫で機能的で使いやすいとビジネスマンを中心に熱狂的人気!独自の厳しい品質基準を設け、下町の職人技でオンリーワンのカバンを生み出す「吉田カバン」の秘密に迫る!


WS000020.JPG
日本の多くの製造業が中国などの海外に生産拠点を移転している中、一貫して国内生産にこだわり続けているという

「ポーター」や「ラゲッジレーベル」などのブランドで知られ、消費不況といわれる中、ビジネスマンを中心に熱狂的な支持を受け、昨年の売り上げは138億円。


驚きなのは、自社工場無しですべて職人さんの手作りという点
更にその職人さんが強度のためとかデザインのために一手間を惜しまないということ
ある職人さんは「工程が一つ増えても強度が強くなれば、その分だけ買ってもらった人にもいいのかな」と

また別の職人さんは、一手間をかけることについて「綺麗に見せたいからやってるだけ、指示はされないけど」といい「職人はそういう工夫はしてもいい」と言っていました

現在約80の職人・工房と取引し、同じデザインのものを複数の工房から納入しているという


創業者吉田吉蔵、社是は「一針入魂」
そしてその遺言は、職人を絶やすな、現在の社長もそのスピリットを受け継いでいる
吉田カバンの掟、「広告費は使わない」、「値下げしない」こうしてブランドイメージを守りながら、職人の工賃も確保しているのだった



もう一つ感心したのは、修理を受けたものは作った所で修理を行うと言うこと
何故そんな面倒なことをするのか?
ある秘密がありどこの工房で作ったかはすぐに分かると言う
一つの修理依頼を追ってみると、先ずバラバラに分解され不具合のある部品を交換し、元の縫い目に合わせて縫い戻す、使っている間に生地がちぢんだりしているところも有るが、自分が作ったものだから完璧に治せると言う、また修理箇所じゃないけれども、ほつれたりしていれば直してくれてました

職人さんは、ここまで使い込んでくれたのかと言う気持ちで嬉しく思うし、今後同じものを作るときの注意点にもなる、だから作った職人さんに戻すことは大事だと言う



今日本の製造業が海外の賃金の安いところに生産拠点を移している中何故吉田カバンはそれをしないのかについて社長は、職人を守っていく代わりに無理な広げ方をしない、結局それが消費者に価値のある商品を提供できる、また全社員が同じ考えを持っているので、きちんとした形で継続出来る
と語ってくれました



編集後記より、「何を作れば売れるだろう」ではなく「何を作りたいのだろう」と考える
創業者の吉蔵氏は、入院中の病室でもカバンを作り続けたと言う
ある職人は、自分の作ったカバンを持った人を見かけると「どこか不都合はありませんか」と必ず聞くらしい
頑固なのではない、カバンを作ることが生きることなのだ。



心に響く言葉です
私もカバンとウォレットなど数点持っていますが、丈夫さと使い勝手の良さはさすがという感じで
たしかに、少し高価な気もしますがその価値はあると感じます
海外=安かろう・悪かろう、では無いかもしれませんが、そういうのはいずれ破綻するのでしょう
こういうこだわりが日本の有るべき姿かなと思ったりしました


レビューで500円分QUOカードプレゼント中! さらに抽選で現金1万円も!吉田カバン PORTER バッ...
私も使ってます、一押しです
レビューで1000円分QUOカードプレゼント中! さらに抽選で現金1万円も!吉田カバン PORTER バッ...
これ欲しい!
★ポイント10倍 7/19 9:59まで★吉田カバン ポーター PORTER 革財布 ★送料無料・代引手...
愛用の財布です、めっちゃ丈夫!


nice!(54)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

カンブリア宮殿[ネット動画配信ビジネス「ニコニコ動画」] [カンブリア宮殿]

今回のテーマは、話題の動画を次々と配信する「ニコニコ動画」

黒字化が難しいといわれてきたネット動画配信ビジネスで初の黒字化を達成したという
確かに無料で視聴できるんでわざわざお金を払う必要はなさそうだが
それをお金を払っても良いというシステムを考えたドワンゴ代表取締役会長,川上量生
斬新なアイデアと、自分が楽しんで仕事しているという姿勢がさすがと感心させられますね





番組中、生動画で配信されてたようで、小池栄子さんや村上龍さんの発言に対し
コメントが大量に流れて(弾幕というらしい)始めは否定的だった村上さんも結構楽しそうでした


社員の方も一風変わった感じで、ニコ動のヘビーユーザーだった人や、ゲーマー仲間の人や
高校在学中に社員になった人まで居ました

中でもビックリしたのが、大きなパネルに社訓が掲げてあり、去って欲しい社員の条件と題して
「知恵の出ない社員」、「言わなければ出来ない社員」、「すぐ他人の力に頼る社員」等々・・・

しかし川上さん曰く、倒産した会社にあった物をそのまま貰ってきたと
この社訓を掲げている会社は倒産すると
そういうわけでこれはただの飾りだとの事。やっぱり面白い人です


そういう川上さんだが、最初から順風満帆というわけでは無かったとの事
資金繰りに苦しんだ挙句、親に退職金を前借するよう頼み込んだことも有ったらしい

その後に、携帯のの着メロにを手がけて成功するが競合他社が増加し
そこで行なったのが「公園での会議」堅苦しい会議ではいいアイデアも生まれない
そこで生まれたのがニコニコ動画だった


現在160万を超える有料会員が居るそうだが、この中にはほんとにコアなヘビーユーザーがほとんどで
もっとライトな普通の会員が増えなければ本当の成功ではないという
なるほどもっともなことで、これからの実業家というか、起業家という人たちはこういう
一見楽天的に見えて実はしっかりマーケットを捉えているんだなと感心しました
WS000011.JPG

そういえば、最近の(?)テレビ東京の他局と一風変わったスタンスと何か通ずるものがあるように
思うのは私だけでしょうか?
nice!(53)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

カンブリア宮殿【奇跡の構造転換で復活!「攻め」の経営とはこういうことだ!】 [カンブリア宮殿]

デジカメ時代の到来で揺らいだ写真フィルム産業。同業の名門、コダックが破綻する中、

富士フイルムはどのように事業の抜本改革を成し遂げたのか?新たな「屋台骨」とは?




富士フィルムの中で、写真フィルムの製造がここ10年で10分の一に、しかし売り上げは約2倍になった
コダックが経営破たんした裏で、富士フィルムが生残った訳を社長兼CEO 古森重隆が語るには
コダックに無くて富士フィルムに有ったものとして
一つはチャレンジャー精神と、多角化の幅、技術の深さが違ったと言う

コダックは日本の富士フィルムを攻めてきたのだが両者にとって本当の敵はデジタルだったと

たとえば「トヨタが自動車を作れなくなったらどうする」と考えた場合
コダックはフィルムにこだわったため結局つぶれてしまったように思う


その多角化の一つに化粧品「アスタリフト」を作った事があげれれた

なぜフィルムメーカーが化粧品を?
勝負できる分野は何か徹底的に洗い出した結果
それは、フィルムを作る技術がそっくり化粧品の技術に応用できたからだとか
粒子を小さくする(ナノ化)技術と、写真の乳剤はゼラチン(コラーゲン)なので
今までなんでやらなかったのかと言うくらい知り尽くしているとの事



もう一つが液晶テレビの「タックフィルム」
幅2メートルのフィルムを作ることが出来るのは世界でここだけで
これも写真フィルムの技術を使用しているという




今後も攻めの経営をということで
2000人のスタッフが入るという巨大研究所で新たな技術で新ビジネスも
「ミネルバの梟は黄昏に飛び立つ」というヘーゲルの言葉を引用し
梟を飛ばし世の中を探らせ、明日をどうするか考えるという意味だそうだ



他の日本の製造業では、近年不振であえぐ企業も多い中
技術力に裏打ちされた変革を行えるかどうかが分かれ目といえるのでしょうか





nice!(47)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ
カンブリア宮殿 ブログトップ

テレビ・ラジオ ブログランキングへ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。